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【社員インタビュー】第5回:サポーター気質のSが次に目指すものは?

こんにちは!株式会社miraism(ミライズム)広報チームです。

はたらく社員のインタビューを通して「miraismってどんな会社?」をもっと知っていただく社員インタビューコーナー。第5回は、楽器修理士(!)という異色のファーストキャリアを持つT.Sの話をお送りします!ぜひご覧ください。


 

第5回の主役はこの人!

 

Profile

◆名前:T.S
◆所属:デンコーミライエージェント
◆職種:コンサルタント
◆入社年月:2021年5月

 

◆T.Sはこんな人:
高校時代に吹奏楽部だったことがきっかけで楽器修理士として社会に出る。IT業界に営業職として転職した後、人材紹介の世界へ。薬剤師・介護職向けの人材紹介経験などを積んだ後、2021年にmiraismにジョイン。座右の銘は「本来無一物」「遠くから見れば、どんな景色も綺麗に見える」、マイブームはキャンプと漫画に出てきた料理を想像で作ってみること。読書も好きで、特に漫画に関してはあげたらキリがないほど好きな作品があるそう。

楽器修理士からの転身

広報チームN(以下広報N):Sさんは楽器修理士だったとお聞きしました。

T.S:そうなんですよ。トランペットとかフルートとかをカンカンカンってハンマーで叩いて凹んでるのを直したりとかする仕事です。

広報N:なぜ楽器修理士を選んだんですか?

T.S:高校生の時に吹奏楽部に入部しまして。演奏する方の才能は全くなかったんですけど(笑)、楽器をいじるのがすごく好きになっちゃったんですよ。高校卒業後の進路を考えた時に、楽器修理士という仕事があることを知って。それで18歳から28歳くらいまで約10年、ずっと職人として仕事してました。

広報N:すごい、かなり長い時間修理士をされていたんですね。なぜお辞めになったんですか?

T.S:ぶっちゃけた話、すごくお給料が低くてですね…。先ほど申し上げた通り10年続けたわけなんですけど、それでも大卒の新卒の初任給と同じかそれにちょっと毛が生えた程度のお給料しかいただけなかったんです。仕事自体はすごく好きだったんですが、このままでは家庭を持ったりできないなと思って、別の仕事にチャレンジしてみようと考えました。

広報N:それでIT企業の営業職に転職されたわけですね。

T.S:そうですね。未経験からITのソリューション営業を1年ほどやりまして、この仕事でもたぶんやっていけるだろうという見通しは立ちました。ただ…

広報N:…ただ?

T.S:気づいちゃったんですよ。ITのソリューション営業は、僕がやりたい仕事じゃないって。

広報N:なるほど。興味を持てなかった。

T.S:残念ながらそうなんです。未経験でも入社させてもらえて、営業をガッツリさせてもらえるところ、という視点で探して入った会社でしたので、やりたい仕事かどうかということは一旦横に置いておいた感じだったんです。もちろん学ばせていただいたことはたくさんありました。でもある程度できるようになった時に、仕事の内容に全然興味がないっていうことに気づいてしまったんですよね。

広報N:まあ、早く気づいてよかったですよね。

T.S:そう言っていただけるとありがたいです(笑)。そこで改めて自分のやりたいことっていうのを考えてみました。楽器修理士の仕事の時もそうでしたが、僕は人と話すのが好きなので、人と話すことを仕事にできるということで人材紹介という職業に行き着きました。

家族とのキャンプ場での一枚。

「明日社長とWeb面接だから」「え?!」夜なべして履歴書を必死で作った

広報N:その後すぐにmiraismにいらっしゃったんでしたっけ?

T.S:いえ、薬剤師専門の人材紹介をやっている会社に入りました。でも、入社後ほどなくしてコロナ禍がやってきまして…。経営が立ち行かなくなって、転職を余儀なくされました。ちょうど第一子が生まれたくらいのタイミングでした。収入を下げるわけにはいかない、そんな思いで次の会社に入るのですが、そこも経営が振るわず、試用期間空けたか空けてないかくらいの時に突然「リモートやめます」と言われたんです。

広報N:リモートワークの会社だったんですね。

T.S:はい。出勤となると片道2時間掛かってしまう距離だったので、子どももまだ小さいし、困ったなどうしよう…と思っていた時に、その当時その会社にほぼ同期で入社していたMさん(現在ビューティミライエージェントでトレーニングを担当しているY・M)と話したら「あ、もう私転職決めたよ」と…。新人同士仲が良かったのもあって「もう少し一緒に仕事したかったなー」って言ったら、Mさんなんて言ったと思います?

広報N:なんて言われたんですか?

T.S:「あ、うん。だと思って、Sのことも紹介しといたから。明日空いてる?」って。

広報N:えー!すごーい。

T.S:すごいでしょ(笑)。「明日?うんまぁ空いてるけど。」「そう。じゃあ明日社長とWeb面接してもらうから」「明日?社長??Web面接??」みたいな感じであれよあれよと面接することになりました。

広報N:鬼の設定力ですね(笑)。

T.S:さすがすぎるでしょ。で、「Sさ、履歴書ある?」って聞かれまして、当然無いよと。そう言ったら「よし、じゃあ一緒に作ろう」と。その日の夜11時半くらいまで掛かって履歴書を一緒に作ってくれて。で、本当にその翌日のお昼休みに面接させていただきました。Mさんのおかげで今の僕があります。ええ、100%コネ入社でございます(笑)。

双方のニーズを理解して最適な提案を

広報N:今はどんなお仕事をされているんですか?

T.S:お仕事に従事されたい方に対して就職先をご紹介させていただく業務をしております。20代から40代ぐらいの方に多くご登録いただいていて、即戦力から未経験まで、幅広い求職者様に対応すべく、既存の企業様へのご紹介だけでなく、新規の企業様の開拓も行っています。

広報N:Sさんは前職、前々職と人材紹介のお仕事をされてきたわけですが、その時と現在のお仕事の違いってありますか?

T.S:今の方が経験とスキルのパズルがめちゃくちゃ複雑だと感じますね。これまでの会社ではそこは比較的単純ではあったので。

広報N:なるほど。求職者様のニーズと企業様のニーズ、それぞれを踏まえた上で最適な提案をする、という感じですね。

T.S:はい。そのためには求職者様はもちろんですが、ご紹介先の企業様のニーズと、それに対して当社サービスでご提供できることが何かということをしっかり理解した上で提案しないといけないので、日々勉強ですね。

僕は中ボスなんです(笑)

広報N:miraismに入ってこれまでで一番の成果は何ですか?

T.S:実は僕、少なくとも個人としてはこれといった成果ってあんまりあげられてないと思っていて。

広報N:そうなんですか?結構社内でSさんのお名前お聞きすることありますけどね。

T.S:でもなんていうか、僕あれなんですよ。ロールプレイングゲームで一番最初の方に倒される中ボス的なポジションにいる人で、そうありたいとも思ってるんですよね。

広報N:え、そこラスボス目指しましょうよ。

T.S:いやいやそれはちょっと(笑)。業界知識とか、システムの操作方法とか、そういったものを僕からみんなにレクチャーするケースが結構多いんですけど、僕が何かのアドバイスをした人が成功した時、僕は陰で「よしっ!」って思っています。僕から知識を吸収して、みんなが花開いてくれれば、僕はその横で、あ、みんな花開いたな、その花束きれいだなって思って見られるタイプ。「僕を超えていけ」っていつも思ってます。最近、他部門の人たちからも突然連絡をいただくことが増えてまして、僕もmiraismの知識源として有名になったかなと思って。そこは成果かもしれないです。

広報N:なんか、Sさんいい人ですね、いやほんとに。逆に成果が出ない時ってどんな面持ちで向き合っていらっしゃるのですか?

T.S:自分との向き合い方はシンプルで、成果が出ない時は「でも僕だからこんなもんじゃね?」って思うんですよ。「それは出ないでしょ、だって僕だよ?」みたいな。

広報N:あはは。

T.S:そんなイケイケなわけないじゃん、みたいな。もちろん返金が出てしまった時とか、達成できずに終わってしまった月とかは落ち込むんですけど、「まあでも僕こんなもんじゃね?何をそんな落ち込むことがあるんだ?」って、毎回そこに行き着きます。マインドとしてはそんな感じで、行動としては、基礎行動は当然続けた上で、何かプラス1個グレードアップしたら、もしかしたら変わるのかなと思って、何かの知識を得るっていうのをやってます。電気工事業界の知識、人材紹介の何かの知識、 ビジネスマンとしての知識。知識を得れば何かの役に立つ、昨日とは違う自分になれるかもしれないって思いながら知識を得ています。

ラスボスを目指して

広報N:今後の野望はありますか?やっぱりラスボスですか?

T.S:(笑)。サポーターかつトッププレイヤー、っていうのが一応目指していることです。以前川野さん(miraism代表)に「僕はトッププレーヤーよりもサポーターがすごく好きなんです」って話したら「いやいや、トッププレーヤーかつサポーターになりなさいよ」とおっしゃっていただいて、なるほどそうかと。それが両立できる域には全然達していませんが、中ボスと思って倒しに来たら実はラスボス、的な。そんなところを目指していきたいです。


「孤高のグルメを読んで食べたくなりすぎて作った冷麺」の写真

僕にとってmiraismは図書館みたいな場所

広報N:最後の質問です。あなたにとってmiraismとは?

T.S:今までのインタビューでも皆さんそれを聞かれてるので僕もめっちゃ考えてきたんですけど、「図書館」っていう言葉が出てきました。

広報N:へえ。それはなぜ?

T.S:さっきも言いましたが、僕は躓くたびに知識を得ようとするんですけど、当然働く仲間たちからも教えてもらうことがすごく多くて。miraismには先輩後輩関係なく、本当にいろんな知識とノウハウが詰まっているんです。だから図書館っていうのが一番しっくり来たんですよね。あとは僕、本を読むのがすごい好きなんですが、この仕事って、求職者様たちの人生も少し垣間見れるじゃないですか。求職者様が歩んで来られた道って、本を読むよりも貴重なお話だったりすることもあります。その意味でも、miraismは図書館です。

家でよく焼き鳥を焼くのでその写真(ってどんだけ食べ物の写真を送ってくるんだ)

最後までお読みいただきありがとうございました!

次回もお楽しみに♪